九十九里海岸の絶景
都内からも近い九十九里の絶景スポット
東京都内に住んでいると、ツーリングのコースとしてはできるだけ日帰りで行けて渋滞が少なく、それでいて観光がしやすいところで探したくなります。
そこでその候補となるのが九十九里海岸で、余裕で日帰りできる距離にありつつ何度か足を運んでも飽きないという大きなメリットがあります。
まず九十九里海岸の簡単な概要を紹介すると、場所は千葉県の房総半島の東岸で、ちょうど半島の真ん中あたりに位置しています。
首都圏からは約60kmという程よい距離にあり、広い海岸線を持っていることからマリンスポーツの名所としてもよく知られています。
個人的には「浜大漁イワシ祭り」の印象が深く、近隣でとれるイワシを使った料理が名物になっています。
春から秋にかけてシーズン中も多くのライダーが訪れますが、大晦日には初日の出がきれいに見える海岸ということで寒い中大勢のライダーが集結するという印象もあります。
広い海岸線の絶景は走行をしていても楽しく、ちょうど房総半島を横断して向かうというところにもロマンがあります。
途中には見どころのある寄り道スポットもあるので、何度か通いながら楽しみを見つけていくというところもこのルートの面白さです。
九十九里有料道路と海ほたるPAの特徴
九十九里海岸へのアクセスに使用するのが九十九里有料道路です。
こちらは千葉県道路公社が九十九里海岸の観光と地域開発のために海岸線に作った道路となっており、17.2kmの長さで海岸線を見ながら走れます。
この道路は通称「波乗り道路」と言われていて、文字通りまるでサーフィンでもしているかのような気分で走行をすることができるのが特徴です。
一宮方面から山武・銚子方面までをつないでおり、各I.C.から進入をすることができるようになっています。
料金は二輪車は220円で、普通自動車では420円となっています。
途中にある一宮休憩所は座席から海を見下ろすことができる絶景のスポットで、周辺の情報収集のためにも一旦立ち寄ることがおすすめになります。
もう一つ都内から訪れる時に多く利用されるのが海ほたること東京湾アクアラインです。
これは東京湾の中央部をちょうど横断する形でかけられており、神奈川県川崎市から千葉県木更津までを約15kmの道のりでつないでいます。
途中にあるのが海ほたるで、道路がトンネルから橋に変わるための接続部となっており内部には休憩施設や売店などがある有名なドライブスポットです。
海ほたるPAでは名物グルメも多く、中でも木更津名物のあさりを使ったうどんや「あさりまん」という中華まんが有名です。
他にも佐世保バーガーの支店があったり、「ち~ば丼」という名産品が贅沢に丼に盛り込まれた豪華料理などが堪能できます。