ウインカーをカスタムしてみよう
バイク用ウインカー
現在ウインカーは純正、社外を含め、色々なタイプが販売されています。
ウインカーは大きく分けて、通常のバルブウインカーとLEDウインカーに分かれており、それぞれにメリットやデメリットがあります。
また、取り付け方法も様々で、純正ステーを利用するものから、一式交換するもの、貼り付けるタイプなど多種多様です。
快適なバイクライフを送るために、ウインカー取り付けの極意と注意点をご紹介したいと思います。
バイク用ウインカーの種類
・純正ステー対応ウインカータイプ
種類は少ないですが、手軽にウインカーの見た目を変更する際におすすめのタイプです。
・ウインカーレンズ、ステー一式交換タイプ
社外品の販売が多く汎用性の高いモデルですが、その分、車両によっては取り付けに工夫が必要で、綺麗に取り付けるためにはテクニックが必要な場合も多いです。
・ウインカーレンズ、バルブ交換タイプ
ウインカーのレンズをクリアにして、バルブをオレンジに変更するといったライトカスタムなモノが多く、純正を生かしたカスタムに最適です。
・LEDウインカー
カスタム性が一番高く、デザイン性の自由度が高いので、今のイメージを払拭したい場合におすすめですが、LEDウインカー特有の問題がいくつかあり、適切な処置を行っておかないとハイフラッシャーになってしまう危険性があります。
LEDウインカー取り付けの注意点
バルブタイプのウインカーは色々違いがありますが、基本的には純正と同じなので、今回はLEDウインカーの取り付けについて説明します。
・LEDウインカーを取り付ける際にはモジュールの交換(対応リレー)、抵抗の取り付けが必須
LEDウインカーは、通常のバルブ用リレーで使用すると、消費電力が少ないためにハイフラを起こしてしまいます。
そのため、消費電力を増やすために抵抗を挟んだり、LED対応モジュールやリレーに交換することで回避する必要があります。
・デザイン性が大きく変わるので車検や保安基準に対応しているか確認する
LEDウインカーには非常に小さなサイズのものや、存在感の無い特殊なサイズのものが存在します。(保安基準に満たしていない)
そういったウインカーでも本体に「Eマーク」が記載れていれば取り付けが可能(2018年より基準改正)となっているため、小型LEDウインカーを使用する際はマークを確認して下さい。
LEDウインカーを取り付けるなら抵抗がおすすめ
LEDウインカーを厳格に取り付けようと思うと、対応車種が大きく絞られ、比較的新しいモデルに縛られてしまうと思います。
しかし、抵抗を挟むのは旧車であっても可能なので、旧車にLEDウインカーを取り付けたい人ならば、手軽で格安な抵抗を挟む方法(ウインカー一個に付き一つの抵抗)を利用しましょう。
・LEDウインカーは省電力では無い
LEDウインカー本体は省電力ですが、その結果、バイク側ではランプが切れていると認識してハイフラを起こします。
抵抗を使うということは、「消費電力を増やし、擬似的にバルブ式ウインカーと同じ様に見せかけていること」になるため、消費電力は変わらないことを覚えておいて下さい。