鈴鹿8耐2019はカワサキが優勝
ヤマハ5連覇ならず
2019年度コカコーラ鈴鹿8耐が幕を下ろしましたが、いや~、波乱のレース展開でしたね。
今回もヤマハが優勝して今年で5連覇なるかと思っていたのですが、まさかまさかのカワサキの優勝!
決勝戦が終了した直後はヤマハチームが暫定優勝となっていたんですが、何と今回抗議を受けて判定による逆転優勝とのことで、衝撃的展開でした。
今回レース終了後にカワサキチームがフィニッシュラインを5分以内に通過出来なかったことがそもそもの理由となっていたとのことなんですけど、改めてルールが見直された形になるんでしょうね。
レーシング展開はいつも通り問題なくとにかくすごいなぁの一言に尽きる訳だったんですが、最後の最後でまさかの判定が覆って、ついつい声を上げて驚いてしまいました(汗)
ルールの部分でそういうのがあるというのはあまりよく分かっていなかったので、こんなことってあるのか、とただただ衝撃です。
カワサキの勝因は?
カワサキのチームメンバーには世界スーパーバイク選手権で4連覇を果たしているJ・レイが居たこともやはり勝因の1つなのでは無いかと思います。
開始7時間前後はカワサキ、ヤマハ、ホンダ、スズキの各種チームで首位争いを繰り広げており押しも押されぬデッドヒートを繰り広げていたんですが、このタイミングでまさかの雨が!
降り始めた雨によって路面状態は最悪なコンディションとなったのですが、やはり経験豊富なJ・レイ、安定した走行を見せて先頭を走り続けます。
ところがコースコンディションがオイルにまでまみれて最悪な状態へとなった所で、先頭に躍り出ていたJ・レイがまさかの転倒。
このタイミングで5分以内にピットレーンまで戻る事が出来ずに1度カワサキは優勝を逃す事となったのですが、結局様々な話合いが行われた末、カワサキの優勝となったわけです。
そもそものコース状況が最悪な中よくレースを続けられていたなぁと正直驚きを隠せなかったんですが、どの選手も尋常ではない迫力ある走りで大興奮。
ただ、こうしたよく分からないトラブルが起きる前に、出来れば赤旗だったりセーフティーカーを介入したり、もっとやれることはあったんじゃないのかなぁ。
2020年はどうなるか
レース展開が最高だった分、どうしてもモヤモヤが残る結果となってしまった2019年。
また同じことが起こらないように細心の注意を払わないといけないことはもちろんですし、チームのレーサーやファンがモヤモヤとするような展開にだけはならないで欲しいなあと願っています。
とはいえメンバー自体は最高だったなぁと思いますので、今年度は果たしてどのチームが優勝を飾るのか、今からレース展開が楽しみです!